2013年1月14日月曜日

【奥様たちの日常】他人の空似。

【第5回応募型キャンペーン】の概要発表に、佐々木奥様の体験入会と、ここ数日、大きな話題が続きましたが。
本日はこちらの記事の続きを。

Chappieのイメージ・ソング『Everyday』
聴いて頂けるとわかる通り、この曲の構成は3人の女性シンガーが月曜日から日曜日までの各曜日パートを交代しながら順番に歌い、サビは3人一緒に「sunday! monday! tuesday!.....everyday!!」とコーラスする形になっています。

で、このうち火曜日と金曜日のパートを歌っているのが↓こちらの方。


↓顔の部分ちょっと拡大


Ninoという芸名の女性歌手ですが。。。
もう、お気づきになられた方もいらっしゃるのでは?

当会の山口さん(PC&スマホモバイル)に激似です(笑)。

この写真を初めて見た時、
「いやもうこれ・・・そのまま切り取って山口さんの個人ページに載せても問題ないくらいに似ているな~」
と思いました。
昨年末、奥様写真プロジェクトモザイクなしの木内さんの写真を公開したところ、大変な反響がありました(応募型キャンペーンの概要記事を除けば、過去最大のページ・ビューを獲得)。やはりみなさん、モザイクの裏側に隠された、人妻さんの素顔に興味があるんだなぁと改めて思った次第です。
そういう意味からも、山口さんの事が気になってらっしゃるお客様にとって、すごく参考になる資料なのでは?と思って紹介してみました。


ちなみに。
Nino嬢を正面から撮った写真が↓これ。


↓上半身ちょっと拡大



いや・・・これもかなり似ています。
体型まで似ているような。
「世の中には自分と似た他人が3人いる」と良く言われますが。。。
こんな風に実際に見つかることは珍しいですよね。


まぁ正直、実際には、実物のNino嬢は↓これに近い感じなので...



そこまで山口さんに似ているというわけでもないのですが^^;



ところで、ご紹介した『Everyday』という曲。
作詞・作曲・編曲したのは北川勝利(きたがわ・かつとし)という人なんですが、曲を作った'99年当時、彼は大学のジャズ研で知り合った伊藤利恵子さんとともにROUND TABLE(ラウンド・テーブル)という音楽ユニットを結成し、メジャーデビューを果たしたばかりでした。
Chappieへの楽曲提供は、「ちょっとした小銭稼ぎ」だったわけですが。。。
この曲が彼に、意外な幸運をもたらします。

ROUND TABLEのデビューから4年経った'02年、さしたるヒットを飛ばす事もなく地味に音楽活動を続けていた北川氏に、大きな転機が訪れました。
『週刊ヤングマガジン』で連載されていた漫画「ちょびっツ」のアニメ主題歌の話が舞い込んだんですね。
そして、その時クライアントからリクエストされたのが、3年前に作った『Everyday』のような雰囲気で「女の子が歌っている曲」でした。

まぁ『Everyday』自体は「これをイメージに」と言われてもアニメ主題歌にするには少しハイエンドすぎる曲なので、"萌え"を意識しつつとりあえず曲を作った北川氏。
デモテープに仮歌(クライアントにイメージが伝わりやすいように入れる仮のボーカル)を入れる段階で、たまたま『Everyday』のレコーディングに参加した3人の女性ヴォーカリストのうちの1人が近所に住んでいたことを思い出します。

で、その子に「飯おごるから歌ってよ」と頼んでデモ音源作りに協力してもらったところ、それを聴いたレコード会社やアニメ制作会社の人が「これイイじゃん!」とそのままO.K.を出し、当初歌う予定だった人(おそらく声優)に断りを入れて「このまま、この子のヴォーカルでいくんでよろしく!」ということに。
そして女の子の了承を得ることなくその場のノリで女の子の芸名をNinoに決定。
ROUND TABLE featuring Nino名義で曲がCD化されることになりました。

もともと音楽を仕事にする気はなく、『Everyday』の録音やデモ音源作りも学生がファミレスでバイトする感覚で手伝っていたNinoは、ある日突然「おまえ、今日からNinoだから」と言われ「え!?」と絶句したとか。


ちなみにその時にリリースされた「ちょびっツ」のオープニングテーマ曲が↓この『Let Me Be With You』という曲です。

■Let Me Be With You
http://youtu.be/0UBgYLjTERs



当初はこの1曲だけでNinoは普通の人に戻り、ROUND TABLEはまた北川氏、伊藤さんの2人で活動を続けていく予定だったのだとか。
しかし、良くも悪くもアニソンらしさの薄い繊細なメロディーと、凝ったコード進行、ストリングスを多用するアレンジ、そして、いちど耳にしたら忘れられない複雑なコーラスパートを巧みにこなし、喋るように歌うNinoの歌声の組み合わせが新鮮で予想以上のヒットとなり、ちょっと変わった『お洒落な萌えソング』として業界内でも注目され、アニメの主題歌のオファーが大量に舞い込んできました。
で、辞めるに辞められなくなり...

実は、最初に紹介した↓この写真


昨年の11月に発売された、ROUND TABLE featuring Nino『10周年記念シングル・コレクション』のジャケット・カバーだったりします(笑)。

色んな偶然が重なって、1曲だけ出して終わるはずだったユニット。
それが気付くと10年続いていたわけで。。。
その間、北川氏は寝る間もないほどのオファーが殺到する人気作曲家になり、Ninoもアニソン・ファンなら誰でも知っている歌姫になりました。
人の人生って、つくづく何が起こるかわかりません。

思えば、自分が即アポ!で今こうして店長をしているのも、色んな偶然が重なってのことです。
願わくばこの先、10年、このお店とともにあり、「あれからもう10年経ったか・・・」と。
そんな風に今日の事を思い出せる日が来ればいいなと考えています。


最後に。
山口さん激似・Nino嬢の美声が栄えるROUND TABLE featuring Ninoの曲をいくつかご紹介しますね。
顔が似てるから、声もこんな感じなんじゃないかと。
そんな風に想像しながら聞いて頂けると幸いです。


まずは、数ある名曲の中からコーラスの奇才・Ninoの個性が際立つ一曲
■Book End Bossa
http://www.youtube.com/watch?v=piW-yi9udAw




そして、普通に歌っている曲を1曲
■Beautiful
http://www.youtube.com/watch?v=M1iYHaghhwY



いずれも、あえてシングル化されていないアルバム収録曲を選んでみました。
今では発表されたほぼ全ての楽曲がYoutubeやニコニコ動画にアップされていますので、気に入ったら聴いてみて下さい。すごく良い曲ばかりですので^_^