2013年1月19日土曜日

即アポ!とインターネット~閲覧環境の違いによる「情報格差」について。

昨日、全日程を終了いたしました【第5回応募型キャンペーン】写真の奥様・・・誰でしょう!?。たくさんのご応募を頂き、誠にありがとうございます(^_^)
本日は、ご応募の際に皆様から頂いた様々な「ご意見」の中から、私自身ちょっと気になっていた点についてお話をさせて頂こうと思います。
本来なら昨日の夜、投下するつもりだったのですが。
週末ということで、急なお付き合いが入りまして^_^;
戻ってきたのが明け方になったものですみません。
それでは、さっそくまいります。

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今回の応募メールでは、前回に引き続きTwitterとFacebookに関する利用状況をリサーチさせて頂きました。

ネットの世界というのは日進月歩で、常に新しいツールやサービスが提案されています。
その中で情報を発信する側は、ついつい「新しく出たツール」「巷で話題のサービス」に手を出してしまいがちなのですが。。。

情報を受け取る側のお客様からすれば、必ずしもそのサービスをスムーズに閲覧できる環境をお持ちでない場合もありますし、仮に十分閲覧可能な状況であったとしても「面倒くさい」「見方や使い方が良く分からない」と思えば、こちらが期待するほどには使ってもらえません。

正直な話、私も即アポ!公式Twitter即アポ!公式Facebookを立ち上げる前はTwitterもFacebookも利用したことが無く、正直、取っつきづらいなぁと感じていましたし。。。


ちなみに即アポ!は現在、
・店舗公式ブログである、この『News+Topics』
・毎日、朝と夜の2回配信する『公式メールマガジン』
・リアルタイム情報に特化した『即アポ!公式Twitter
・アポ待日程を週単位で一覧できる『公式サイトアポ待ち表
主にこの4つを使って、日々の店舗に関する情報を発信しています。

さらに、このブログで紹介した写真を大きなサイズで収納する画像倉庫
即アポ!公式fotologue
SOKUAPO! PHOTOLOG
臨機応変に色んな用途に利用する
即アポ!公式Facebook
と幾つものインターネット・サービスを利用しているわけですが。。。


▼即アポ!の情報配信ツール
サービス名
PC
スマホ
ガラケー
利用用途
使用ツール
公式サイトPC&スマホ版
×
プラットフォーム Google
公式サイトガラケー携帯版
プラットフォーム Google
News+Topics
店舗公式ブログ Google
アポ待ち表
スケジュール表 Google
公式Twitter
リアルタイム情報 Twitter
公式Facebook
スタッフ・ブログ Facebook
公式fotologue
×
×
画像倉庫 fotologue
SOKUAPO! PHOTOLOG
×
画像倉庫 Google
公式メルマガ
情報の定期配信 Acces mail
○=閲覧可能
×=非対応
△=内容によって表示障害が起こる可能性あり
☆=閲覧のためにお客様の方でアカウントを取得して頂く必要あり



この中で、ブログやメルマガに関しては既に見方・使い方が一般に浸透しており、どなたでもそれほど混乱なく閲覧して頂けるのではないかと思います。
逆にTwitter、Facebookといった比較的新しめのツール、サービスに関しては、そのあたりが微妙ですので
「どのくらいご利用頂いているか?」
「前回のキャンペーンから今回にかけて、ご利用率・ご利用機会がどう変化したか?」
等々、2度にわたってリサーチさせて頂いた次第です。

ご協力ありがとうございました_(_ _)_



■TwitterとFacebookのご利用傾向について


アンケートの回答を見させて頂いた限りでは、Twitterに関しては前回より大幅に利用率が上がっていました。
現時点で8割強のお客様が、一度はご覧になって下さったようです。
実際、最近は「残り枠」「キャンセル発生」などリアルタイムの状況をツイートすると、かなりの速度でお客様からのレスポンスがあります。
今週体験入会された佐々木さんなどは、面接後にいきなり体験!ということになったわけですが。ツイートすると早速、何人かの方からご連絡を頂きました。
このツールに関しては恐らく皆さん、ある程度使いこなせていて定着したと考えて良いのではないかと思っています。

Twitterは物凄くたくさんの人が使っていることからもわかる通り、情報を出す側・受け取る側、双方にとって極めて利便性の高いサービスです。
同時に「その気」になって一歩踏み出し、使ってみて頂ければ、すぐに理解できる簡単なシステムでもあります。
今ご覧になってらっしゃらない2割弱の方々にも何とかご覧になって頂けるよう、こちらの方でも「わかりやすく書かれた利用ガイド」のようなものを作る等、様々な形でご利用の案内をしていこうと思っています。


一方、Facebookの方ですが。
こちらは「お客様の方でアカウントを取らないと閲覧できない」という弱点があります。
そして馴れるとすごく面白い反面、ユニークなインターフェイスなので最初はかなり「取っつきづらさ」を感じるサービスです。
いったいどのくらいの方に閲覧して頂けているのか。ちょっと不安に感じていました。
ただ回答を見る限り、こちらの方も半分以上の方がご覧になったことがあるようです。

少しホッとした半面、逆に言えば、半分近いお客様にご覧になって頂けていないわけで。
現時点でTwitterほど重要な情報を出しているわけではないので、最悪、閲覧して頂けなかったとしても大きな情報格差は生まれないと思いますが、1点だけ。大きなサイズの写真に関しては、投稿の都合からFacebookでまず公開するにしても、その後できるだけ早いタイミングで画像倉庫の方にリファイルする必要があると感じました。



■PC&スマートフォンと、ガラケー携帯の「情報格差」について


Twitter、Facebookの利用率以外に、即アポ!の情報サービスのあり方として、もうひとつ気になっていたのが、ガラケー携帯のユーザーの方の利用満足度です。

上の表をご覧になって頂いてもわかる通り、当会の情報サービスのうち、一部は携帯だとご利用頂けません。アンケート結果を見ても、画像倉庫などをご覧になれない事で、いわゆる「情報格差」を感じてらっしゃる方がかなりいらっしゃいました。

本来ならば、店舗サイトは、

  • 携帯(あるいはスマホ)1台
  • サイト1つ

で、伝えたい情報の全てを配信できるのが理想です。
私もそう思っています。
ただ、それが難しいのも現実です。


ここから先は、店舗運営に関する私の私見になりますが。
これからの時代、より進化したインターネット・ツールを使わずにお店を維持していく事は困難だと私は考えています。

こちらでも少し触れたように、今のこの業界のほとんどは、プレイ・ルーム等の"実体"を持たない「ヴァーチャル店舗」です。
電話があれば開業できますが、そのかわり道を歩いている人が偶然看板を見つけ
「気になる...今度ちょっと試してみようかな」
というようなコトは起こりません。
お客様に店舗の存在を知ってもらうためには、「何がしかメディアに頼るしかない」わけです。

しかもメディアと言っても紙媒体は既に瀕死の状態。
頼れるのはインターネットのポータルサイトだけであって、まずこれが、すべての「大前提」となります。

基本的に我々の業界とインターネットは相性が良いと言われています。
お客様のご覧になるメディアが「インターネットに大幅に傾いた」というのは、プラスに考えれば「あちこち、たくさん広告を出す必要はなく、インターネット内での活動に経営資源を集中させればいい」「余計な事を考えず、インターネット内でいかに魅力的な告知をするかだけ考えればいい」という事でもあります。
お金も、考える時間も、節約できるわけで。私たちのように小規模な独立系店舗にとって決して悪い事だけではありません。
ただ、地方都市の場合、費用対効果を無視して幾つもの媒体に広告を出せるほど資本力のあるお店がないため、告知メディアが一極集中化しがち。
その結果、店舗側に選択肢がない事が多いんですね。
「使い勝手」が良かろうが、悪かろうが、人気のあるその1つのメディアを使うしかない。

静岡中部を例にとります。
似たような風俗系ポータルサイトは幾つもありますが、集客力のある媒体は『バナナビ』だけ。他のサイトとは店舗掲載数に歴然とした差がありますし、お客様も『バナナビ』以外、まずチェックなさらないでしょう。

で、この『バナナビ』が意外と曲者で、店というものをすべて横並びにみせてしまう効果があります。

『バナナビ』をご覧になった事がある方はお分かりでしょうが、あれは基本的にバナーの一覧表でしかありません。
そして中面の機能は全店舗共通であって、「ウチだけ、こういうことをやりたい!」というようなオリジナルの機能を付けてもらう事はシステム上できません。
いやまあ、確かにバナーの図案は各店舗違うわけですが(笑)。
そんな程度の違いから、お客様にお店の「個性」を感じて頂く事はできないわけで。。。


思うに、です。
『バナナビ』でお客様のニーズにマッチした「女の子」を探す事は可能でしょう。
でも、お客様にとって信頼できる「お店」を探すのは不可能だと思うのです。
なぜなら『バナナビ』は、写メ日記やファンレターなど「女性の個性や魅力を伝えるための機能・コンテンツ」に関しては非常に充実いている反面、お店の個性を伝えるための機能については極めて脆弱にできているからです。ショップニュースやイベント欄にリンクを張ってもジャンプできないとか。コピペもできないとか^^;
店をやっている側から言わせてもらうと、ありえません(笑)。

しかし、基本的には『バナナビ』はエンド・ユーザーであるお客様に向けたサービスなのですから、限られた資金を投入してシステムを作る際、女の子メインの機能を充実させるという開発スタンスは理にかなっているんですよね。
だって、実際にお客様とお待ち合わせするのは「店」ではなく「1人の女性」なんですから。
ダメな店にも素敵な女性がいる可能性はあり、逆に評判の良いお店にもお客様に合わない女性がいます。
お客様の側に立った利便性を考えるなら、お店ではなく女性本人に焦点を当てた機能を充実させて当然なんですよね(にしても、今の店舗用機能は酷すぎますが)。


古くからやってらっしゃる同業の方とお話すると、この点に関して危機感をもってらっしゃる方がたくさんいらっしゃいます。
昔はお店の信頼が、まず第一でした。
「あのお店はレベルが高い」
「あの店はこんな感じ」
そんなふうに、お店が信頼を得て「色を持つ」ことが何よりも重要でした。

そういう中で、お客様とお店との間に絆が生まれ
「今度いい子が入ったんですよ! ぜひ」
「え、そうなの? アンタが薦めるんだったら1回使ってみようかな(笑)」
というようなコミュニケーションが取れる。
これが、長くお店を続けていくための秘訣だったわけです。

ところが今、お客様はお店をスルーして個々の女性をチェックなさっています。
オープン当初からご利用頂いているお客様は別として、最近『バナナビ』を通じてご新規でいらしているお客様は「○○さんが気になる」からお電話を下さっているわけで、即アポ!であるかどうかはまったく関心がないでしょう。

お客様の情報収集の手段が『バナナビ』中心となったことで、「お店」というものがどんどん存在感を失ってきている。
それが今の静岡中部のこの業界の現状なんです。


どんなお店でも、運に恵まれれば素晴らしい女性に在籍して頂くことができます。
素晴らしい女性が新入会して下されば、たくさんのお客様にご利用頂く事ができます。

ただ、その素晴らしい女性も未来永劫、在籍して下さるわけではありません。
女性がお店を卒業されるのと同時に、お客様にも
「俺もおたくの店、卒業するわ」
と言われてしまうようではお話にならないわけで。。。^^;
『○○さんの卒業は残念だけれども、このお店なら、もしかしたらまた新しい素敵な女性に出会えるかもしれない』
そう思って頂けるように、お店のスタッフとして努力をしなければなりません。

ただ努力と言っても、お客様からの日々のご予約であったり、お問い合わせのお電話に丁寧に対応するだけならどこのお店でもやっています。そんなサービス業として当たり前のことをするだけでは「良い店だな」とは思って頂けないわけで。
我々男子スタッフは「ただの電話番兼、タクシー代わりじゃない」というところを示していかなければ、お客様の中でどんどん「お店」の存在感や存在意義が失われていきます。

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話があちこちに飛んで、まとまりがなくなりつつありますが。
ここまでの話としては、

この業界における告知活動は今やインターネット内が主戦場。しかし静岡中部のインターネット告知媒体として圧倒的なシェアを持つ『バナナビ』は、その特徴から頼り過ぎると「お店」が顧客に対する存在感を失い、結果として人気のある女性の去就に左右されがちな脆弱な基盤となる原因となる。

ということです。


さて。
お客様の中で「即アポ!というお店」に対する存在感が薄れない、お店への興味を持って頂くために、我々は何が出来るのでしょうか。答えは1つではないでしょうが、ひとまず私が考えているのは、

  • 店としての個性的なサービスの提案
  • インターネットの媒体特性を生かしたエンターテイメント性の高い情報配信

この2つです(本来なら「できるだけ素敵な女性に入会してもらう」。これがまず最初に来てしかるべきなのですが、『バナナビ』を通じでご指名になるお客様は単に「その女性が素晴らしい」ということを認めて下さるだけで、リクルートしたお店を「おまえ良くやった!」と評価なさるわけではありません^^;)

お店自身が「個性」や「存在感」を持つためには、インターネットがどうこう以前にまず「個性的なサービスそのもの」がなければなりません。
応募型キャンペーンにしても個人キャンペーンにしても、その進む方向性が正しいかどうかは別として『個性的でありたい!』という想いから立ち上げたサービスです。

ただ、そこから先、そのサービスが実施されている事を、どうやって効率良く、より効果的に知らせるか?
これが難しいんですね。
上でも述べました通り、静岡中部のお客様がお店や女性を選択する際、取っ掛かりとしてまずご覧になる媒体は『バナナビ』です。しかし『バナナビ』ではお店としての情報を存分に伝えきることができません。
例えば個人キャンペーンに関しては、最悪、人妻さんに写メ日記で内容を書いてもらうこともできます。しかし応募型キャンペーンに関してはどうでしょう。
ショップニュースで触れたところで、あそこはほとんど読んでもらえない素通りされるコーナーですしね^^;

結局、『バナナビ』が弱点として抱えている「お店の魅力を伝える機能の弱さ」をカバーするためには、そのためのサイトを様々なサービス、ツールを駆使して独自に作り、時間を掛けて少しずつでもご覧になって頂けるように地道に努力していくしかありません。
このブログにしてもそうですし、即アポ!公式Twitter即アポ!公式Facebookもそうですが。
より高機能かつ自在性の高いツールを使うことで、『バナナビ』だけで情報提供を行うお店よりも
・情報の質・量
・利便性
ともに上回ることを目指しています。
あとは、これらをいかにしてお客様の間に浸透させていくか?
それが、今後の即アポ!の課題ということになります。


↓ここに、とても面白い記事があります。
Google+、梅田彩佳現象、ネ申テレビ、大型新人衝撃降臨……AKB48の2012年5大革命&2013年展望

『サイゾー』の記事ですが、とても『サイゾー』とは思えない真面目な分析です(笑)。
語られているのはお客様も名前を耳にした事があるであろう、AKB48について。
長いので2P目くらいまで読んで頂ければ十分だと思いますが、ここで何が語られているかというと「最新のインターネット・ツールを使った自己努力で、どこまでの人気が得られるか?」という点についてなんです。

記事の背景について軽くご説明すると、AKB48というのは、48といいつつ、その実いったい何人いるのかわからないくらい大所帯のグループなんですが、CDを発売した時にテレビ出演したり、雑誌にガンガン出たりできる女の子は「選抜メンバー」と呼ばれる16人だけ。その16人に選ばれれば、他のメンバーとは比較にならないほど露出度が上がり、認知度が高まります。

ではその16人がどうやって選ばれるかというと、半分は「総選挙」と呼ばれる人気投票(CDを買ったら付いてくる投票券で応募)で上位に入った子から選ばれるわけですが、残り半分くらいは「俺の愛人」とか...そういう理由かどうかは知りませんが秋元康や運営スタッフと言われるおっさん連中が適当に決めるわけです。

で、これまでは、理由不明でおっさんに選ばれた子も、露出を武器に人気の面でその他のメンバーを圧倒してきました。
ところが昨年末の総選挙では異変が起こり、「干されメン」と呼ばれる運営サイドがあまり押してこなかった(=干されてきた)メンバーが躍進し、秋元が目を血走らせてゴリ押ししたメンバーより多くの票を集めたんですね。

そういう"下剋上"的な事が起こる上で大きな要因となったのが、Google社の提供する最新のSNSサービス『Google+』の存在。
AKBのメンバーが「ぐぐたす」と呼んでいるこのサービスは、GoogleがFacebookやTwitterに対抗するものとしてリリースしたものですが、非常にユニークかつ高機能で使い方の自由度が高く、個人がインターネット上でやりたい事のほぼ全てがアカウントを1つ取るだけで可能になります。

基本的にAKBのメンバーは「支店」と呼ばれる関連グループも含め全員がこれを使って自分なりの個人ページを持つわけですが、自分を含めたメンバーのオフステージの様子を収めた動画を配信する子もいれば、コメント欄をチャットのように使ってファンと交流する子もいたりと使い方は様々。そこに個性が出てきます。
アイデア次第でどんなことにも対応できる。
そこが『Google+』と『バナナビ』の違いです。
まぁ会社の規模が違いますからね(笑)。

で、運営サイドからの押され方が弱いにもかかわらず人気投票の票数を伸ばした子は、みんなこの『Google+』の使い方が上手で、アイデア豊富な子たちだったわけです。

なにより衝撃だったのは、これを使う事でTVや雑誌等、これまで支配的な力を持っていたマスメディアでの「露出不足」をカバーできたこと。最新のインターネット・サービスを使った女の子自身の自己プロデュースの方が、天才プロデューサーを自任するおっさんが既存メディアを使ってゴリ押しするよりファンの心に響いた、という事実です。

最近このブログや即アポ!公式Facebookでマスコミ批判を繰り返し、「おまえ、どんだけマスコミ嫌いなんだよ(笑)」と言われている私ですが。
誰かに媚びて押してもらうよりも、自発的な努力が評価される時代がきたこと。そして、そのためのツールが整備されつつある事は、誰にとっても素直に喜ぶべき事だと思います。

今やインターネットを上手に利用できれば全国規模のアイドルの人気すら変わる時代。
そう考えれば、我々も「やれないことはない」という気持ちになってきます。


ところが、しかし。
ここで大きな問題が生まれます。

壮大な前置きを経てようやく本題に入るわけですが、AKBが使って脚光を浴びた『Google+』というサービス。
実は即アポ!でもかつて導入を検討しました。

そして、あえなく断念・・・となりました。

なぜでしょうか?

古いガラケー携帯では『Google+』の機能面でのポテンシャルを、まったく引き出せないからです...orz
というかそもそもろくに対応してないんじゃないかと。

AKBの場合はコアなファン層がPCやスマホを使いこなす世代なので『Google+』が威力を発揮します。
しかし即アポ!の場合、古いガラケーで公式サイトをご覧になる方もたくさんいるわけです。
さらに言えば、『Google+』をご覧になれる環境があったとしても、このサービスはFacebookよりもっとハードルの高いサービスであり、直観的にどういうものなのか理解できる方は、今回の応募メールによるアンケートの結果から類推するに「かなり少ない」のではないかと思います。
Facebookでさえ半分の方にしか利用して頂いていないのに、もっと難しいとなると、利用率はさらに落ちるのはしかたありません。

公立学校ではありませんが、レベルはやはり下にあわせなければなりません(失礼!)。

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ここにお店としての苦悩があります。
お店自身の「存在感」をお客様に感じて頂くためには、他店と違う『何か』をして、「面白いじゃない、この店」と感じて頂かなければなりません。
しかも、静岡中部という地域性を考えれば、お客様との最初の接点は、ほぼ『バナナビ』に限定されるわけですから、『バナナビ』と連動できるインターネットの世界の中で個性をアピールする必要があります。

しかし「個性」を表現できるような高スペックなインターネット・サービスは往々にして古いガラケーに携帯に対応していません。
新しいサービスやソフトは、新しいハードが出て、そのハードのスペックを前提に作られるものだからです。
思えばこのブログも、PCと携帯兼用なのでどうしても写真サイズなんかは携帯のスペックに合わせざるをえないわけですが。
PCでご覧になってらっしゃる方からすると、「ショボいな~」という感じでしょうし、逆に携帯でご覧になる方からしてみれば、、、もうここまで読んでないかもしれません^^;
こんなにスクロールしてられんでしょう(笑)。
画像倉庫だって本来なら・即アポ!公式fotologue1カ所にまとめたいところですが、閲覧環境の問題でしぶしぶSOKUAPO! PHOTOLOGも作ったわけです。

まあこの点については悩んでいても、あまり状況は変わりません。
基本的なスタンスとしては、

  • Twitter、Facebookなど比較的最近のガラケーなら対応しているサービスは、積極的に利用
  • サイトの利便性やエンターテイメント性を高めるために必要だと判断した場合、スマホで対応できるなら導入
  • 出勤案内など店舗を利用するにあたって必要不可欠な情報の提供にあたって、ガラケー・ユーザーの方に不利益が出ないよう配慮

こんな感じでしょうか。
今回のアンケートでお客様の「ガラケー利用率」も伺えれば良かったなーと思うのですが、少なくともこれから先しばらくは、携帯の市場もi-Phoneを始めとしたスマートフォンへの移行が進むと考えられます。
それを考えた時、コンテンツの中身もそうだし見栄えもそうですが、よりハイスペックなものを意識していかざるをえません。
このへんはリクルートの問題にも絡んできますので...(女性の方が、そのあたりにシビアだと最近感じます。男性は「必要な情報が理解できれば、それでいい」という方が多いですが)

もちろん、スペック上、可能な限りの情報はガラケー携帯用に出して行くわけですが、古いガラケーのユーザーの方は主にエンターテイメント性の部分(写真とか、動画とか)において、「情報格差」や「情報入手のハンデ」を多少なりとも感じる状態が、今後も続くと考えられます。
すみません。

その代わりと言っては何ですが、その「ちょっと面白さが足りなくなる部分」を私個人がエンターテイナーとなることでカバーしようと(笑)。
昨夏、ご予約の受付時間を従来の夜20時までから「深夜0時まで」に改定しましたが、これは「営業後なら、ただご予約を承るだけではなく、お客様と情報交換させて頂くチャンスがあるのではないか?」と考えての事でした。
お互いに仕事を終えた後だと、多少余裕があると思ったもので。
ただ、このところ20時以降のご予約が着実に増えている反面、やはり皆さん必要なやり取りを終えると「じゃ、よろしく」でお電話を切られることが多いんですよね^^;
ご家庭のある方だと、夜も決してヒマではないということなのでしょうが。。。

例えば、お気に入りの奥様であったり。
気になっている奥様であったり。
「何か面白い話題ないの?」
と話を振って頂ければ、できるだけ最新のネタをお電話にてご提供しますので(笑)。
ぜひお気軽にお声掛け下さい。


最後になりましたが、こちらでも触れたとおり、応募型キャンペーンの方も、次回以降、お電話での受け付けもスタートさせようと思っています。
こちらもガラケー携帯ユーザーの方から「応募がめちゃくちゃ大変! なんとかしてくれ」というご指摘を多数、頂きましたので。